・購入・飼育の平均費用 ・診療費用の平均額 ・生涯にかかる費用
ペットが我が家にやってくる…なんともワクワクする瞬間ですよね。近年では飼育されている犬猫のほとんどがペット専門店にて購入されている模様。その購入価格の平均金額は…。
なんと・・・
もちろん家族の一員となってからは毎日食費が発生しますよね。かつては「猫まんま」なんて言葉もあったほどで、人間と同じ食事を与えていたものです。近年では人間と同じ食べ物は与えず、ペットフードを与える家庭がほとんどだそうです。ペット1ヶ月あたりの平均食費は…。
もちろん犬の場合、サイズによって食費には相当な差があります。
ペットの食費に1ヶ月5,000円以上かける家庭は全体の1/4ほどであり、さらにその中の1/3ほどの家庭が10,000円以上をペットの食費に充てています。
私たち人間は病気になったときやケガをしたときには、当たり前のように病院に通います。
病院での診療費は、健康保険制度のおかげで3割以下の負担額に収まっていますよね?しかしながら、ペットはそうした国の制度の恩恵を受けることができません。よって診療費は全額飼い主の負担ということになります。
種類 | オス | メス |
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小型犬 | 22,096円 | 35,165円 |
中型犬 | 25,698円 | 39,644円 |
大型犬 | 30,102円 | 46,576円 |
猫 | 15,958円 | 25,992円 |
診療費が年平均35,000~50,000円強。さらに一度きりとは言え、去勢・不妊手術の費用がプラスされます。これらすべてが飼い主の全額負担となるのです。特に持病のない成人の方であれば、ご自分の診療費よりも高額かもしれません。
以上のデータをもとにして、大まかな年間飼育費、そして生涯飼育費を計算してみましょう。
(1)+(2)=115.528円
これが1年間に必要となる最低限の飼育費であり、さらにペット小物代などをプラスする必要があります。
仮に12年間の寿命を生きたとすれば、
11,528円×12年=1,386,336円
(※上記金額に去勢・不妊手術代をプラスします)
(1)+(2)=79,686円
これが1年間に必要となる最低限の飼育費であり、さらにペット小物代などをプラスする必要があります。
仮に10年間の寿命を生きたとすれば、
79,686円×10年=796,860円
(※上記金額に去勢・不妊手術代をプラスします)
ペットは家族の一員である以上、その命をお金で測るような行為は納得がいかない!と憤慨される方もいるかもしれません。
しかし80~140万のお金というのは、決して少ない金額ではありませんよね?飼い主である私たち人間には、彼らが健やかに暮らしていけるように養う“義務”があるのです。そのためにはどれだけのお金が必要であるのか、把握しておくことは非常に重要です。
ペットの飼育費用のうち、約45%が診療費です。大きな割合を占めるこの診療費を大幅に減らせる方法があるとしたら…。次のページではご自宅のペットの健康チェック、そして実際にかかる診療費をご紹介します。