ペット保険選びに関するさまざまな「判断材料」については「ペット保険Q&A」にてご紹介しました。ここでは「判断材料」を活かして実際にペット保険を選ぶ際の注意点をご紹介します。
ご自宅のペットに適しているのはどのような保険なのか、保険の種類や内容を充分に調べましょう。クーリングオフの記載や免責事項の確認も忘れないでください。
「審査の結果、給付金が支払われなかった」というトラブルを避けるためにも、審査基準についてはしっかり調べておきましょう。この審査基準がはっきりしていない保険会社は避けた方が無難です。
また病院での精算時、人間の健康保険のように給付金が差し引かれるのか?精算時には全額負担、後日領収書などを保険会社に送付し、給付を申請するのか?給付方法についてもチェックしてください。
掛け金や保障内容のみでペット保険を決めるのは早計です。人間の保険よりも歴史の浅い業界ですので、サービスを提供している母体が信用できるかどうかを慎重に見極める必要があります。
また保険会社が破綻した場合、人間の保険とは異なり契約者を保護する法律はありません。会社の経営はどうなっているのか?加入者数は?評判はどうなのか?などを事前に調べておく必要があります。
最後の項目である「信頼できる保険会社であるかどうか」の判断にも関係してくる事項として、法改正によるペット保険業界の再編が予想されています。この法改正の内容を理解しておくかどうかが、上手な保険会社選びの分かれ道とも言えます。